20代後半から声優になった人5選

現在、声優さんは約1600名いると言われています。

若い頃から活躍されている方や20代・30代から活躍した方もいます。

そんな20代後半から声優になった5名を紹介します。

20代後半から声優を目指す方法や、注意すべきポイントも詳しく紹介します。

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20代後半から声優になった人は？

20代後半から声優になった方、5名を紹介します。

会社員や公務員から転職して活躍されている方もいれば、ミュージカルから声優に活動の幅を広げた方まで多種多様です。

働きながら声優を目指すのは、20代に入ってからでも全然遅くはないと勇気をもらえますよね。

皆川純子さん

普通の会社に就職後、子供の頃から夢だった「役者」になることを決意しました。

映像テクノアカデミアに入学、卒業し俳協に所属後、会社を退社しました。

声優デビューは26歳の時です。

アニメのデビュー作は、「それいけアンパンマン」のデカルン役。

代表作は「テニスの王子様」の越前リョーマ役。

代表作である「テニスの王子様」では、「声優人生を変えた役」「リョーマがいたから今の私がいる」と話しています。

2001年からアニメがスタートしており、現在も人気の作品です。

中井和哉さん

公務員として働きながら、休日を使い青二塾へ通っていました。

声優デビューは28歳の時です。

アニメのデビュー作は、「空想科学世界ガリバーボーイ」のサイ役。

その後すぐに、「起動新世紀ガンダムX」のウィッツ・スー役を演じました。

代表作の「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ役への抜擢をきっかけにアニメやゲームの声優として活躍するようになりました。

小杉十郎太さん

親戚の方が医師ということもあり、小さい頃から医者になると思っていましたが、洋画「太陽がいっぱい」を見たことをきっかけに声優に興味を持つようになりました。

日本大学芸術学部では、アナウンサーコースを専攻しアナウンサーの試験を受けましたが不合格になりました。

その後、縁があり「NEW人生ゲーム」のCMナレーションを担当したことをきっかけに声優デビューしました。

声優デビューは28歳の時です。

アニメのデビュー作は、「機動戦士Zガンダム」のヘンケン・ベッケナー役。

代表作は「金田一少年の事件簿」の剣持勇役。

「魔法騎士レイアース」のザガート、ランティス役など数多くの作品で活躍しています。

麻生かほ里さん

舞台・ミュージカルを中心に活躍しており、ディズニー映画「アラジン」の吹き替えを担当して以降はアニメ・ナレーターとして活躍しています。

声優デビューは28歳の時です。

アニメのデビュー作は、「ナースエンジェルりりかSOS」の森谷りりか役。

代表作は、「真・女神転生Dチルドレン ライト＆ダーク」のナオミ役。

「それいけアンパンマン」のミス・マリーネ役など多くの作品で活躍しています。

小林裕介さん

大手家電メーカーに就職しましたが、日々の生活に物足りなさを感じ休日に歌のレッスンを受けるようになりました。

その後会社を退職し、アミューズメントメディア総合学院に入学しました。

声優デビューは28歳の時です。

アニメのデビュー作は、「とある科学の超電磁砲S」の小佐古俊一役。

代表作は、「アルスラーン戦記」のアルスラーン役。

「Dr.STONE」の石神千空役など数多くの作品で活躍しています。

20代後半から声優を目指す方法

20代後半から声優を目指す方法を3つ紹介します。

声優専門学校に通う

声優専門学校では、声優になるための基礎が学べます。

専門学校は基本的に平日5日授業がありますが、夜間コースや週1コースのところもあるので社会人でも通うことができます。

また、入学希望であればハードルは高くはないので、未経験の方でも入りやすいです。

専門学校では、事務所やプロダクションなど連携している学校もあるため多くのチャンスがあります。

声優養成所に通う

声優養成所では、養成育成期間のためより実践的な授業を学ぶところが多いです。

週1〜2回の授業のため学生や社会人の方はとても通いやすいです。

養成所では、入所審査があるところがあり合格しないと入所できません。

事前に準備をしっかりと行い挑みましょう。

一般公募オーディションを受ける

一般公募オーディションでは、アニメ声優を決めるオーディションや声優プロダクションに所属するためのオーディションがあります。

一般公募オーディションは、専門学生や養成所に通っている方も応募できるためとても競争率が高いです。

未経験からの応募はとても厳しくなります。

専門学校や養成所へ入学、入所し基礎を身につけてから挑戦すると良いでしょう。

20代後半から声優を目指すときに注意すべきポイント

20代から声優を目指すことは遅くはありません。

しかし、声優になる人は若い方が多いです。

そんな中、20代後半から声優を目指そうと決めたときに注意すべきポイントをおさえておきましょう。

所属する事務所が自分に合っているか

事務所選びはとても大切です。

所属した事務所に知名度があるか、自分がやりたい仕事案件がある事務所なのかが重要になります。

大手声優事務所では、大きな案件が回っていますが小さな声優事務所では仕事が回っておらずワークショップなどの費用ばかりがかかるケースが多いです。

また、事務所によってそれぞれ強みの違いがあるので、

など自分がやりたいことを決めておきましょう。

目標を立てる

声優を目指す際には、「何年以内に声優になる」など目標を立てましょう。

お金をかけて結局は声優になれなかった方は多くいます。

期限を決め、真剣に取り組むことで最小限に抑えることができ、さらには絶対に声優になる！とモチベーション維持にもなります。

また、養成所では関連事務所のみで入所審査ができません。

専門学校やスクールの場合は、複数の声優事務所のオーディションを同時に受験ができるのでおすすめです。

まとめ

ここまで、20代後半から声優になった人5選と20代後半から声優を目指す方法、注意すべきポイントを紹介してきました。

20代後半から目指すには少なからずハンデはありますが、紹介した5名のように20代後半から声優デビューし活躍されている方がいます。

その方々と同じように活躍できるよう、早めの行動と今できることを懸命に行いましょう。