ゲームプログラマーになりたい!と思ったときに知っておきたいのがゲームエンジン。
ゲームエンジンで有名なのがUnityとUnreal Engineです。
ゲーム開発を始めるにあたって、ゲームエンジンの選択は完成品の質を大きく左右します。
数あるゲームエンジンの中でも、業界で最も広く使われているゲームエンジンはUnityとUnreal Engineの2つです。
この記事では、UnityとUnreal Engineの違いを徹底比較し、初心者にはどちらのゲームエンジンがおすすめかを解説します。
ゲーム初心者にとって、どちらが使いやすいゲームエンジンかも解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
人気No.1 | 人気No.2 | 人気No.3 |
---|---|---|
【アミューズメントメディア】 ゲーム業界で活躍できるスキルを実践的に学べる2年間!プロの指導で現場さながらのチーム制作を経験し、就職率94%を誇る実績! |
【ヒューマンアカデミー} 実績豊富、成長機会も多数! ゲーム業界と密接に連携。最短でゲームクリエイターを目指すならヒューマンアカデミーできまり。 |
【Unity入門の森} オンラインでどこでも学べるゲーム開発講座! 専門学校を超える充実したカリキュラムが魅力です。 |
詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
Unityについて詳しく解説
まずは、Unityについて解説します。
Unityの特徴と概要
Unityはマルチプラットフォーム対応のゲームエンジンです。
特にモバイルゲーム開発向けの機能が充実しています。
シンプルで直感的な操作性を持つので、初心者でも簡単に操作できます。
Unityを使用するメリット
Unityのメリットは以下の4つが挙げられます。
(1)操作のしやすさ
Unityではマウス操作で簡単にオブジェクトを配置できます。
プログラミング技能に自信がない方でも構想通りのマップを作ることが可能です。
(2)アセットが豊富
Unityでは「Unity Asset Store」にて無料または有料のアセットを数多く販売しています。
Unity Asset Storeを使えば、アセット作成の時間と労力を大幅に削減でき、効率よくゲーム開発を進められます。
(3)公式による手厚いサポート
Unityは元々アメリカで開発されたゲームエンジンですが、日本語での案内やチュートリアルが充実しています。
そのためUnityはもちろんのこと、ゲームエンジンそのものを初めて使用する方でも操作の基礎から学べます。
(4)マルチプラットフォーム
UnityはPC、モバイル、コンソール、VR/ARなど、多岐にわたるプラットフォームに対応しています。
そのためどのようなゲームを作るにしろ、一旦はUnityを導入しておくと無難です。
このように、Unityの最大のメリットは初心者にもやさしく、使いやすい点にあります。
ゲーム開発初心者の方には強くおすすめしたいゲームエンジンです。
Unityのデメリットと注意点
様々なメリットを持つUnityですが、少々デメリットがあります。
(1)グラフィック性能の限界
Unreal Engineと比較するとグラフィックの質が劣ります。
グラフィックの良さを売りにしたゲームを作成する場合、Unityは不向きかもしれません。
(2)ゲームが売れると有料版に移行
Unityは無料版と有料版がありますが、一部操作を除けば無料版だけでもある程度の操作は可能です。
しかし、Unityを使用して開発したゲームの収益が一定以上になると、有料版のProライセンスへの加入が強いられます。
(3)大型プロジェクトには不向き
ゲームの規模が大きくなると、容量が大きくなる分Unityへの負荷が大きくなります。
これによりエンジンの動きが重くなったり操作性が悪くなったりするため、大型プロジェクトや大人数での開発には不向きです。
このようなデメリットを持つため、有名タイトルゲームの開発現場ではUnreal Engineが導入されることが多いです。
しかし、初心者かつ個人・少人数でゲームを開発する場合のゲームエンジンはUnityで申し分ないでしょう。
Unityのサポート体制とコミュニティ
Unityのサポート体制は非常に充実しており、公式によるチュートリアルや講座が豊富で初心者でも挑戦しやすい環境が整っています。
日本語の翻訳も徹底されており、「説明を読んでもよく分からない」という状態になることがないので、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
また、Unityのユーザーは世界中に多く存在しているので、質問フォーラムやSNSを通じて、他の開発者と交流し、情報を共有することができます。
以上がUnityの特徴と、Unityのメリット・デメリットでした。
Unreal Engineについて詳しく解説
次に、Unreal Engineについて解説します。
Unreal Engineの特徴と概要
Unreal Engineは非常に高性能なゲームエンジンです。
特にリアルなグラフィック表現と高度な物理演算に優れており、有名タイトルゲームの開発現場では頻繁に使用されています。
Unreal Engineを使用するメリット
Unreal Engineのメリットは以下の3つが挙げられます。
(1)高品質なグラフィック
Unreal Engineの強みは、何といっても高品質なグラフィックを実現できる点です。
特に、レイトレーシングや物理ベースレンダリングなどの現実世界の光の挙動をモデル化する機能が豊富なので、非常にリアルなグラフィックを表現できます。
(2)プログラミングの代わりにブループリントが使える
Unreal Engineでは、プログラミングの代わりに「ブループリント」と呼ばれるシステムを使ってゲーム内の動きを設計することが可能です。
ブループリントとは、マウス操作で「ノード」と呼ばれるグラフに似たUIを動かすことで、プログラミングした場合と同様の挙動を起こすことができるシステムです。
ただし「ノード」の操作に慣れるには時間がかかりますし、「プログラミングが無くてもゲームが作れる」という訳ではないので最低限のプログラミング知識は必要です。
(3)オープンソースが豊富
Unreal Engineではゲームエンジン用のソースコードが公開されているので、ゼロからコードを打ち込む必要がなく、効率よく作業を進められます。
もちろん、必要に応じてカスタマイズが可能ですので、ゲームの仕様に合わせてコードを書き換えることもできます。
Unreal Engineのデメリットと注意点
グラフィックやゲーム内の挙動が現実そのもので定評があるUnreal Engineですが、以下のような欠点もあります。
(1)ゲームエンジンの容量が大きい
Unreal Engineは高性能ゆえに、高スペックのパソコンの用意が必須となります。
パソコン選びを妥協してしまうと、開発の際に画面がカクついてしまったり、パソコンの電源が勝手に落ちてしまったりと作業に大きな支障をきたします。
(2)商用ライセンスの費用
Unreal Engineは無料ですべての機能を使用できます。
しかし、開発したゲームの収益が一定以上になると、その一部をUnreal Engineの開発元であるEpic Games社に支払う義務が発生します。
(3)難易度の高さ
Unreal Engineは高機能であるがゆえに使いこなすには多くの時間と労力が必要となります。
まだゲーム開発の経験が浅い初心者にとっては難しい部分も多いです。
(4)プラットフォームに制限がある
Unreal Engineは基本的にマルチプラットフォームです。
しかし、作成できるゲームの容量は大きいので、それに対応できるプラットフォームでしか遊ぶことができません。
最新かつ大容量の据え置き型ハード機材であればおおむね問題ありませんが、スマートフォンには容量が大きすぎるのが難点です。
Unreal Engineのサポート体制とコミュニティ
ゲーム開発初心者には難易度が高いUnreal Engineですが、公式のサポート体制は充実しています。
Unityと同様に公式の案内やチュートリアルに加え、質問フォーラムなどで他の開発者と情報を交換できます。
しかし、Unreal Engineの利用者はプロが多いので、説明の分かりにくさは拭えないかもしれません。
以上がUnreal Engineの特徴と、Unreal Engineのメリット・デメリットでした。
最先端の授業がここに
おすすめの専門学校をみる今すぐ無料で資料請求!
UnityとUnreal Engineの違いを比較
UnityとUnreal Engineの違いを比較してみると以下のとおりです。
特徴 | Unity | Unreal Engine |
グラフィック | モバイル向けに最適 | 高品質 |
操作性 | 直感的で使いやすい | 慣れるまで時間がかかる |
学習の難易度 | 低め | 高め |
対応プラットフォーム | ・マルチプラットフォーム ・モバイルにも対応 |
・マルチプラットフォーム (大容量のハードに限る) |
ライセンス費用 | 収益に応じて有料版に変更 | 収益に応じてロイヤリティ発生 |
こうして見てみると、同じゲームエンジンでも、種類が異なるだけで性能が大きく変わることが分かります。
どちらのゲームエンジンを選ぶべきか?
UnityとUnreal Engineにはそれぞれに特徴と魅力を兼ね備えていますが、結局どちらを使うのかは、開発するゲームの性質や開発者のスキルレベルによって変わります。
初心者には、使いやすいインターフェースと豊富なリソースが揃っているUnityが最適です。
モバイルゲーム開発を目指す場合もUnityの方が向いています。
また、Unityの学習サイトとして「Unity入門の森」をおすすめします。
Unityと一緒に、ゲームでよく使われるプログラミング言語の学習ができることが魅力です。
無料で閲覧できることも大変嬉しいポイントです。
未経験からゲームクリエイターへの道を開くおすすめ専門学校・オンラインスクール・講座
プロになりたい!仕事ができるようなスキルアップしたい!と思っていてもどうすればいいかと迷っているあなたへ。
専門学校を活用することでプロになるための近道になりますよ。
そこで編集部が選ぶ、未経験からでもプロになれる専門学校を紹介します。
- アミューズメントメディア総合学院:ゲーム業界で活躍できるスキルを実践的に学べる2年間!プロの指導で現場さながらのチーム制作を経験し、就職率94%を誇る実績!
- 総合学園ヒューマンアカデミー:全日制から夜間・週末講座まで幅広く対応!スクエニなどと連携し、300以上のゲーム関連企業が協力している専門学校です。ゲームクリエイターを本気で目指すならここがおすすめです。
- 代々木アニメーション学院:40年以上の実績と知名度は確か!リアルタイム授業とアーカイブを組み合わせ、24時間いつでも学べる環境が整っています。3DCGスキルの習得を目指す方に最適です。
- Unity入門の森:Web上でいつでもどこでも学べる!専門学校レベルを超えた充実したカリキュラムでゲーム開発のスキルを磨けます。
アミューズメントメディア総合学院【プロ指導の実践カリキュラムで即戦力を育成する2年間!】
- インターンシップ不要!在学中に現場レベルの実習が可能
- 授業で制作したゲーム作品をポートフォリオとして活用できる
- 企業との連携でプロとしての実力を磨ける
- 現役クリエイターが直接指導する双方向型の授業
アミューズメントメディア総合学院では、卒業までに6回のチーム制作実習を実施。実際のゲーム開発を模した環境で、知識ゼロからでもプロが求めるスキルを身につけられます。
従来の座学ではなく、実際に手を動かしながら学ぶことで、短期間でゲーム制作の技術を効率的に習得可能です。
「実践から学ぶ」を重視したカリキュラムだから、初心者でも成長が早いのが特徴です。
また、就職率の高さも注目ポイント。内定先のすべてがゲーム業界関連のクリエイター職種であり、業界への高い直結性を誇ります。
プロの指導で現場さながらのチーム制作を経験
アミューズメントメディア総合学院公式をチェック 今すぐ無料で資料請求!
ヒューマンアカデミー【ゲーム企業との連携多数!実績豊富】
- 300以上のゲーム関連企業との連携!
- 業界最先端の教育が受けられる
- 現場で求められる技術を習得可能
- 現役プロによる授業で未経験からプロへ
- 2年・3年制の選択が可能
- 夜間・週一講座も充実カリキュラム
ヒューマンアカデミーは、全国19カ所に校舎があり、通いやすさが魅力。
どの校舎でも質の高い授業が受けられます。
セミナーや企業課題、インターンシップなど、現場経験を積む環境が整っています。
業界評価が高く、求人も豊富。地方でも希望の企業に就職するチャンスが多いです。
夢を叶える最高の環境がここに
ヒューマンアカデミーゲームカレッジを今すぐチェック! 今すぐ無料で資料請求!
プロゲーマー志望の方はeスポーツカレッジもチェック!
最新設備でスキルアップ
ヒューマンアカデミーe-Sportsカレッジを今すぐチェック! 今すぐ無料で資料請求!
社会人におすすめ夜間、週末講座。
選べる3つの学び方:通学+動画、オンラインライブ+動画、通信教育
ヒューマンアカデミー夜間週末講座を今すぐチェック!今すぐ無料で資料請求!
代々木アニメーション学院【40年以上の実績と知名度】
- アニメーター、イラストレーター、CGクリエイターを目指す未経験者向けのカリキュラム
- アニメ制作、イラスト技法、デジタルペイントのスキルを習得
- 多数の有名アニメスタジオや出版社への豊富な就職実績
- 全国に展開しているため、地方からの大都市就職にも強い
代々木アニメーション学院は、長年にわたり多くのイラストレーターやアニメーターを輩出してきました。
代アニの大きな特徴は、全日制の授業を完全オンラインで学べるフルリモート校があることです。
リアルタイムで授業を受けることも、アーカイブで後から学ぶことも可能で、24時間いつでも学べるのが魅力です。
全国規模のネットワークを活かし、地方に住んでいても大都市での就職が有利になるサポートが充実しています。
未経験からプロのイラストレーターへ
代々木アニメーション学院の詳細をチェック 今すぐ資料請求してゲームイラストレーターへの第一歩を踏み出そう
Unity入門の森【好きな場所と時間で学べるWeb講座】
- いつでもどこでもゲーム開発のスキルを磨けるWeb講座
- 専門学校以上に充実したカリキュラム
- スマホゲーム「呪術迷宮」や2Dアクションゲームの制作が学べる
- 多岐にわたるゲーム開発スキルを身につけられる
- 低コストでゲーム制作が学べる
Unity入門の森は、オンラインで学べるゲーム開発講座です。
いつでもどこでも、自分のペースでゲーム開発を学習できるのが大きなメリットです。
忙しい方でも無理なく学べるように設計されており、専門学校を超える内容が提供されています。
具体的には、スマホインディーゲーム「呪術迷宮」やロックマン風の2Dアクションゲームの制作方法を学ぶことができます。
すべての講座を学べば、幅広いゲーム開発スキルを習得できるだけでなく、専門学校に通う場合に比べて学費も抑えられます。
Unity入門の森で独学し、オリジナルゲームを作ってゲーム会社に就職した人もいる実績があります。
ただし、就職活動のサポートや直接質問できる講師がいないため、自主的に学ぶ姿勢が求められます。
まずは、ヒューマンアカデミーや代々木アニメーション学院などの専門学校の資料請求を行い、その間にUnity入門の森でゲーム開発を学ぶのがおすすめです!
本気でゲームクリエイターを目指すなら、今すぐゲーム開発を始めて、専門学校に通うときにライバルに差をつけましょう。
今すぐチェック!
- アミューズメントメディア総合学院:ゲーム業界で活躍できるスキルを実践的に学べる2年間!プロの指導で現場さながらのチーム制作を経験し、就職率94%を誇る実績!
- 総合学園ヒューマンアカデミー:全日制・夜間・週末講座まで幅広く対応!スクエニなどと連携し、300以上のゲーム関連企業が協力している専門学校です。
- 代々木アニメーション学院:知名度抜群!40年以上の実績は確かなもの!リアルタイム授業やアーカイブで24時間学べるフルリモート校もあります。
- Unity入門の森:Web上でいつでもどこでもゲーム開発のスキルを磨ける!専門学校の講義を超える内容で、低コストで学べます。
まとめ
ここまでご紹介したUnity・Unreal Engineの特徴をまとめると以下のとおりです。
Unityの特徴
- 直感的な操作性
- 初心者向けチュートリアルが豊富
- モバイルゲーム開発向け
- 学習難易度が低め
Unreal Engine
- 高品質なグラフィック表現が可能
- 高機能でカスタマイズもできる
- 大型タイトルゲーム開発向け
- 学習難易度が高め
どちらのエンジンが適しているかは、あなたが作成したいゲームの内容とご自身のスキルレベルによって変わります。
初心者にはまずはUnityを、より高機能でリアルな表現を求める場合にはUnreal Engineの利用をおすすめします。
ゲーム開発を始めようと考えている方の参考になれば幸いです。
コメント